情報屋さんのとっておき為替情報
きのうのユーロドルは相変わらず行ったり来たりと落ち着きのない動きになっています。デイリーのチャートを見ると、徐々に収縮してきているのが見られるため、週末に向けて大きく動く可能性があります。ユーロに絡むポジションを保有している投資家は注意しておきましょう。
一方ドル円は、財務省が円高の緊急対策というパッケージを発表しましたが、このパッケージの内容が「まったく円高対策にならなんじゃないか」と議論を呼んでいます。内容の中には「外為特会(外国為替資金特別会計)から1,000億ドルを拠出して、それを直接融資する」とありますが、本来市場でドル買いをする需要がなくなってしまうのではないかと話す参加者もいて、「即効性には欠けるのではないか」、「ボディーブローのようにじわじわと効いてくる」と評価が分かれるところになります。
東京時間は、野田財務大臣による発表には期待感が高まっていましたが、「介入はなし」、「即効性のある円高対策がない」ということで売りを仕掛ける展開になりました。しかしながら、先週の安値を抜けることができず、完全に下攻めをするようなものではありませんでした。ニューヨーク時間に入り、ショートカバーが強い展開になりました。このところ米国では、悪い指標が続いていましたが、今回の経済指標の上昇を受けて一気に買いが強まるカタチになっています。ロンドン時間では、ドル円の買いが強まる展開になっています。10年債利回りの急上昇をつられてドル円が上値をトライしましたが、月末の輸出企業のドル売りがあったため、上値を押さえつけられています。
ユーロドルでは、かなりボラタイルな動きが続いています。ドイツの8月IFO企業景況感指数が市場予想より低かったため下落、ECBがイタリア国債の購入などがあり、一気に買い戻しが入りました。ロンドンフィキングでは、ドル円と同様ユーロドルで売りがでていますが、全体的に見ると狭いレンジの中で神経質に推移する相場でした。
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